私の中には、いろんな子（意識）がいる。
怒りんぼの子。
いじめっ子。
真面目ゆえに
ダメ出しばかりしちゃう子。
認められたい子。
干渉して欲しくない子。
心配性な子。
怖がりな子。
めんどくさがりな子。
何でも要領よくできる子。
積極的な子もいれば
消極的な子もいるし。
ここにはとても書ききれないほど
いろんなキャラクターの子たちがいる。
この子らって
一体いつ生まれたんだろう。
その大半はきっと
生まれ育ってくる中で
親やきょうだいや
お友達や学校の先生などとの
関り合いによって
自己を守るために
形成したエゴなんじゃないかと思う。
赤ちゃんの頃に
遠慮したり
タイミングをはかったりした子は
ほとんどいないと思う。
何か貢献するような行動も
特にしていないし
不快を感じたら
たとえ親が爆睡中であっても
平氣で泣きわめいたりしてるのに
皆から愛されて
お世話をしてもらって
育んでもらえた。
実はこれこそが
幸福に豊かに生きるための
本来の在り方なのだとしたら
どうだろう。
もしかしたら
私たちは単純に
自分の心に嘘をつくと
どうなるのかという
旅をしているだけなのかもしれない。
ほとんどエゴが主体の意識で
生きているとなかなかそこに氣づけない。
エゴというと
何か嫌な感じがしてしまうけど
結局のところ
エゴは自己を最大限に守ろうとする愛。
個人としての自分を
心から愛し
信頼し
応援してくれている
超絶過保護な親みたいなもの。
その強すぎる愛は時に
逆転して自分や他人に
攻撃の刃を向けてしまうこともある。
自分の中にいる
いろんなキャラクターの子たちが
力を合わせて
何かを成し遂げることもあれば
お互いの主張が強すぎて
ケンカになってしまうこともある。
この自分の中で起きているケンカが
実は世界の戦争に結びついていたりする。
自分が見る外の世界とは鏡であり
自分の心を映し出しているに過ぎない。
自分とは
自らを分かろうとするもののことを言う。
私たちはふだん
自分の姿を確認するためには
鏡に自分を映し出す。
自分の顔を映し出した鏡の方に
化粧をする人も
シェーバーを当てる人もいないはずで
映っている本体の方に
手を加えることで
鏡に映っている方にも変化が起きる。
当たり前すぎることだ。
実は
これと同じことが
目には見えない
心の領域においても起きている。
少なくても過去の私は
目に見えるあらゆる現象に
振り回されて
問題が起きれば
その問題の原因を探り
責任を追及し
対策を考え
それを実行するのが
物事を良くする唯一の方法だと
信じ込んでいた。
でも今ならわかる。
それって
自分を映し出している
鏡に手を加えているに過ぎず
根本的なところが
何も変わっていないということが。
鏡に化粧したところで
本体の自分は何も変わっていないってこと。
だからまた
似たような問題が
次から次へと起こってくる。
これがわかれば
やることは一つ。
自分の心に向き合うこと。
自分の中にいる
いろんな子たち
いわゆるインナーチャイルドを
まとめる幼稚園の先生になること。
先生になる前は
その子らと同じ意識次元でいたから
まとめ役がいなくて
心の中が取っ散らかっていた。
でも意識の高さを
少し上げることで
見え方は変わってくる。
たとえば
山や高いタワーの
てっぺんから下を見下ろすと
ちっぽけに見えたり
小さな虫同士が
戦っているのを見ても
いちいち問題視せずに
抵抗を感じることなく
そのままを
受け入れられるのと同じ感覚。
自分の中にいる
インナーチャイルドは
どのように見える子も
全部は愛に基づいていて
正したりする必要は無く
ただそのままに受け入れるのみ。
選り好みをしたり
ダメ出ししていては
まとまるものもまとまらない。
一人一人の個性を理解し
活かしてまとめるのが
幼稚園の先生の役目ってもの。
自分の心（インナーチャイルド幼稚園）が
平和になれば
自分が見る外の世界にも
変化が起こり
平和になっていく。
このことに氣づき
今までとは違ったやり方で
世界を平和にしていこう。
浮上してきたどんな感情も思いも
否定したり無視したり
逃げたりせずに
しっかりと認めて受け入れ
必要であれば
許したり謝ったりして
ただただ感じ切る。
嫌な思いや感情から逃げ来てたから
エネルギー（氣）の流れが悪くなり
いろいろ不都合が生じていたに過ぎない。
水やお金や血液などに限らず
エネルギーも循環させてなんぼ(笑)
とりあえず
あれこれ考えても始まらないので
まずはインナーチャイルド幼稚園の先生に
就任することを決め
心の中で宣誓しよう。
もちろん声に出して言う方が尚良し。
この決断と意図と宣誓から
新しい人生が展開していく。
ワクワクしながらやってみよう。
