人生に行き詰ったら読むblog♪

氣づきプレゼンターみきっぺのブログ♪

「〇〇しないように」にご用心

日常過ごしていて

「〇〇しないように」と

望まない状況に

意識が向いてしまうことって

よくありますよね?

 

たとえば

「こぼさないように」

「転ばないように」

「無くさないように」など。

 

私も本当によくあります。

 

先日も計量カップ

測った水を鍋に移す際に

これまでのこぼした経験から

跳ね返って水がこぼれ出るイメージと

「こぼさないように」という言葉が

一瞬にして脳内を支配し

結果的にいつも以上に

水がこぼれ出るという現象を

引き起こしました(笑)

 

この「こぼさないように」には

当然「こぼす」が含まれています。

こぼす可能性があるからこそ

こぼさないようにが生じるのですから。

 

「しない」というのは

「する」の否定の形。

 

この否定の形を

私たちの潜在意識は

取り合ってくれないしくみがあります。

 

私たちが目の当たりにする

現実というのは

この潜在意識の中にある

思い込み・信念・カルマなどから

現象化します。

 

私たちが表面的に

願わないことが

次々と起きてくるのは

この否定の形を

受け取らない潜在意識の

そのしくみによるものだとしたら

どう思いますか?

 

転ばないようにと

意識しながら歩く時と

特に何も意識しない時とでは

身体の力の入り方も

違ってくるという状態は

どなたにも容易に

想像できることと思います。

 

「〇〇しないように」

という意識は

一つの可能性を打ち消すために

幅が狭くなります。

 

幅が狭くなると

変に力が入ったりして

グラつきやすくなるのです。

 

私たちも大地の上なら

安定して歩みを進められますが

道幅が狭いと感じてしまった途端に

急に安定感を失いますよね。

 

 

…であれば

どうしたら良いのか。

 

成功のイメージをすることは

もちろんですが

何より失敗の可能性を

受け入れることなのです。

 

望まないあらゆる可能性を

拒否するのではなくて

一旦受け入れてみることで

心は安定するものです。

 

これが覚悟ってやつですね。

 

覚悟したことって

意外と現実化しません。

 

もし起きたとしても

覚悟が決まっているので

結構カンタンに

耐えられるし

乗り切れる。

 

私が

引き寄せの法則

知りたての頃は

「望まないことはイメージしない」

と意識していたのですが

イメージしないと

思えば思うほど

そっちに意識が集中してしまいました。

 

これこそ

潜在意識に否定形が

通用しないことの証です。

 

だから

望まない物事は逆に率先して

受け入れちゃった方が良いのです。

 

「そうなっても大丈夫」と一旦

自分の中で思ってみるだけで

心が安定するのを

感じられると思います。

 

これって子育てにおいても

すごく大事なことだと思います。

 

「悪いことだけはしちゃいけない」

なんてしつけかたよりも

「いい子だね」

「えらいね」って

褒めてあげた方が

よっぽど効率イイはずです。

これ暗示になりますから。

 

私もこういう理屈を知らない時は

息子に対して

「ゲームばっかりしてないで

 勉強もしなさい💢」と

かなり言ってました。

 

でもこの言葉が

自分にも息子にも暗示になって

さらにその現象に力を与えていたのかも…

と思ったらゾッとしました。

 

息子がゲームに夢中になって

勉強しないという現象を

私の自我の意識が

勝手に拒否していただけで

本当はそうなった方がいいから

そうなっているだけと

受け入れてみたら

現象自体は変わらずとも

息子の良いところの方が

いろいろ見えてくるようになりました。

 

望まないことが起きても

それはそうなった方がいいから

そうなっただけ。

 

これはなかなか

私たちの自我の意識で

受け入れるのは難しいことですが

魂的には本当に

すべて必要な経験なのです。

 

だから私たちは

その経験が自分に

何に氣づかせようとしているのか

何を学ばせようとしているのかを

自分の中に見つけ

これを解消する必要があるのです。

 

前述した通り

すべての現象の種は

私たちの潜在意識の世界に

潜んでいます。

 

潜在意識のさらに深いところには

集合意識というものがあり

すべての人はみんなここで

しっかり繋がっています。

 

その現象として

同情・共感・奉仕・協力

などというものがあるのだと思います。

この感度には

魂の意志によって

個人差があると思いますが。

 

どんなことが起きても

それはなるべくしてなるのだと

大雑把にでも

覚悟ができると

心が安定してくると思います。

 

そのうえで

望む状況をイメージする。

 

イメージの中で体感して

チャンネルを合わせる。

 

望む状況で発するであろう

言葉を今ここで言って

言上げをする。

 

「二度と起きないように」

という願いは

実は望まない状況に

チャンネルを

合わせてしまっていたのです。

 

反戦集会には行かないけど

 平和集会には行くわ」

マザーテレサの言葉です。

 

望む状況をひっくり返さず

そのまま意識する。

 

失敗・障害・問題は

それを無くすために起きるのではなく

そうなっても大丈夫な世界を

創るために存在するのだとしたら。

 

意識の方向転換ひとつで

安定する心と

好転する現象を

ぜひ体験してみてください。