人生に行き詰ったら読むblog♪

氣づきプレゼンターみきっぺのブログ♪

言霊学「子音創生」③~大屋毘古の神・風木津別の忍男の神とは~

何がキッカケで急にこの歌を

口ずさんでいるんだろうということが

私は日常的によくあります(^▽^;)

 

だいたいは外から聞こえてきたから…

だったと思うのですが

ある頃から我が家では

テレビをかけることが無くなって

ラジオも車以外では聴くことが無く

ほぼ無音の中で生活しています。

だから本当にいったい

どこから浮かんできてるのかなって

不思議に思います。

 

でもこれはただ

私の顕在意識がそれを

自覚できていないだけで

潜在意識のステージにおいて

その歌に結びつく何かが起きて

氣がついたら口ずさんでいるのです。

 

私たちは「ただ何となく」と思っているけど

普段何氣なくやっていることが

本当はとても大きな意味を

持っているのかもしれませんね。

 

今回も古事記本文の読み解きを進めます。

 

既に国を生みへて

さらに神を生みたまひき。

かれ生みたまふ神の名は

大事忍男おほことおしをの神。

次に石土毘古いはつちひこの神を生みたまひ

次に石巣比売いはすひめの神を生みたまひ

次に大戸日別おほとひわけの神を生みたまひ

次にあめ吹男ふきをの神を生みたまひ

次に大屋毘古おほやひこの神を生みたまひ

次に風津木別かざもつわけ忍男おしをの神を生みたまひ

次に海の神名は大綿津見おほわたつみの神を生みたまひ

次に水戸みなとの神名は速秋津日子はやあきつひこの神

次に妹速秋津比売いもはやあきつひめの神を生みたまふ。

 

前回までの記事で

潜在意識の働きがいよいよ表面化するべく

脳内においての十四言霊が動き出していく

その様子を何となくでも

ご理解いただけたかと思います。

 

今回登場する大屋毘古の神が

指月の指となるのは言霊ヤです。

 

ヤを分解してみるとYとアです。

Yには維持・繁栄させるという働きがあり

それがアの吾・感情というものにかかるので

自分自身を実感する感情的な感覚が

維持され繁栄している状態と

捉えられると思います。

ちなみにカタカムナ解釈では「飽和」です。

 

充てられている漢字についても

検証してみたいと思います。

 

屋という漢字は屋根の象形の中で

地面に矢を表す至を合わせたもの。

屋内の床に矢が

突き刺さっている象形として

成り立っています。

 

潜在意識の中にある思考の種が

矢の如く飛んできて感情的感覚に伝わり

それが大きな屋(構造物)の如く

イメージや心象となっていく機能だと

解釈することができます。

 

毘には厚くする・増すの意味があり

古に関しては祈るという意味もあります。

祈るは意(五)を宣るとも取れ

全部合わせてみると

大いなるところ(潜在意識・集合意識)から

何かが矢の如く飛んできて心象となり

その存在と働きは厚みを増して

創造意志の働きとして言葉を作ろうとする

働きと捉えられると思います。

 

潜在意識の中にある思いの振動は

私たちの氣持ちに感覚として伝わります。

特に日常において大きな変化が

あったわけでもないのに

なぜか氣分のいい日もあれば

何となく氣の乗らない日というものが

あったりしますよね?

 

私たちの潜在意識の中にある信念が

必要に応じて(私たちの望む望まぬに関わらず)

湧き起こってくると感情的な感覚として

自覚されてくるわけです。

これを言霊ヤが表しているのかと思います。

 

では次に風木津別の忍男の神です。

言霊はユです。

 

ユを分解するとYとウですね。

上述したようにYは

維持・繁栄させるという働きがあり

ウにかかっているので

原初の意識を維持してなおかつ

どんどん繫栄させようというもの。

湯・遊・癒・油・愉などの漢字が

イメージしやすいのではないでしょうか。

カタカムナにおいてユは「湧き出る」です。

 

次から次へと湧き出てくる感じは

言霊学的解釈においても同様で

霊と息が湧き出る様子を表しています。

 

神名に充てられている漢字の方を

検証してみましょう。

 

風とは感じられるものの

そのもの自体は

目で見ることができません。

 

その一方で木は

この地球にしっかりと根を張り

葉を茂らせ花や実をつけ

人の目を楽しませます。

 

目に見えるものと見えないものは

霊と体・主体と客体の関係であり

風と木がそれを表しています。

 

また風は息・木は氣とも解釈できます。

言葉を放つには両方とも必要ですね。

 

津には集まる・渡すという意味があり

言霊を発するための息と氣が

どんどん湧きだしてきて集まり

言葉として発せられるための準備を

忍のしなやかな強い心で進めるという

印象を与えてくれます。

 

言霊ヤで先天の世界から

飛んできたある心象が言葉になるべく

息は息、氣は氣で別々に

湧き上がってきたものを

言霊ユがしなやかな心で押し出そうと

見えないところで働くといった感じです。

f:id:charlotte102:20220311180842p:plain

 

なかなか微妙で

わかりにくいところではありますが

私たちが何を感じ何を思い

それが言葉として発せられるまでの

一つ一つの小さな段階です。

 

言霊学を学ぶは

自分のしくみを学ぶことです。

自分を理解して

自分をフルに活用して

理想の世界を実現していくためにも

ぜひこの後も

お付き合いいただけたらと思います。

 

今回も最後までお読みいただき

ありがとうございました(^▽^)♡

 

みきっぺが読んだこの記事に関連する本

 

 

御霊の法則

御霊の法則

Amazon