人は観たいものだけを観ている
この言葉もよく耳にする言葉だと思います。
スピリチュアル系の考え方に興味がある方なんかは特に(^▽^)
私もだいぶ前からこの言葉は聞いたことがあったし、
理解しているつもりでいました。
だけど、やっぱり腑に落ちて理解しているというには物足りない感じでした。
しか～し、
ここ数日で読んだこちらの2冊の本。
いろんな知識が腑に落ちまくって、
腑がどうにかなっちゃいそう！！
ところで腑って？
説明しよう、腑とは「はらわた」とか「心の底」という意味である。
この「腑に落ちる」の場合は後者でしょうね(;^ω^)
私たちの人生に偶然ということはありません。
私たちが今、この人生を送っているのは、
魂をブラッシュアップするためであり、
そのために仕組まれ、展開されているストーリー。
そんな感じでしょうか。
つまり、自分で主演しながら監督もしているセルフドラマ。
でもどうして自分の人生なのに、
自分の思い通りにいかないという印象を
持ちながら生きている人が多いのでしょう。
それは人の意識には段階があり、
私たちが自覚しているのは顕在意識と言って、
意識全体のうちのわずか5～10％ほどで、
それ以外は、潜在意識と超意識というもので成り立っています。
これら90～95％は無意識というものです。
私たちが意識をしなくても、
内臓が動いていたり、
一度修得したものは、
いちいちそのステップを確認しなくてもできたりするのは
この無意識のおかげなわけですよね。
私たちが常に自覚している意識は、
あらゆる現実を見たり聞いたりしていろいろに思考します。
そしてそれによってこみあげてくる感情というものは、
無意識の働きにより起こります。
なぜその感情は発生するのでしょうか。
その感情は、無意識に収納されている、
これまでの記憶（過去世も含め）から生まれます。
代償の法則というものが絶対的にあり、
善い行いをすれば善いことが、
悪い行いをすれば悪いことが起こるというもの。
この法則は因果の法則ともいわれます。
この法則に則って、
人生は進んでいきます。
ものすごく簡単に言えば、
いつも心から楽しいと思える人は、
人に楽しさを提供した人。
いつも苦労をしている人は、
人に苦労をさせた人ということですね。
そういう代償の法則をもとに徳を積んで（善い行いをして）、
魂を成長させるというのがそもそもの課題で生まれてきた私たちですから、
目の前に起きてくる現実はすべて偶然でも何でもなく、
自分の無意識である魂が決めたことなんです。
その現実を見聞きした時に発生する感情を体験するために。
だからどんな現実も観るべくして観ているということになります。
顕在意識で「いやだな」って思うことは、
どうしても否定しがちになってしまうのが人というもの。
でも、そうやって否定すると認める（しっかり感じる）まで、
否応なしに繰り返されます。
受けたくない授業をサボってばかりいると、
単位が取れずに進級・卒業できないのと一緒ですね。
たとえば私のことですが、
ブログを書いているのだから、
「どうせなら多くの人に見てもらいたい」という願望から、
PVの奴隷になってしまい、
アクセス解析を見ては一喜一憂(;^ω^)
だけど、喜びも憂いもそれを感じる必要があるから起きる。
つまり私の無意識が見せたくて見せている。
＝私は観たいものだけを観ている
…ということになるわけですね。
「ザ・マネーゲーム」から脱出する法の
ロバート・シャインフェルド氏は、
不快だと感じたら無視しないで、
思い切ってその中に飛び込め
ということを教えてくれています。
人は不快を嫌だと思うので、
何とかしてその感じから逃れようとしますが、
それが本来の自分の力を発揮する邪魔をしているのです。
それならばその不快が来た時には
思いっきり浸ってやろうと思ったのですが、
そう思えば思うほどにその不快さは消えてしまうのです。
これは本当に不思議だと思いました。
この話をdrakeさんに言ったら、
彼もその通りだと言っていました。
もしネガティブな感情が湧いてきたら、
是非とも試してみていただきたい。
きっと世界観が変わり、
人生が好転していくことでしょう。
私たちは観たいものだけを観ていて、
すべてはうまくいっている。
今日もお読みいただきありがとうございました。
