人生に行き詰ったら読むblog♪

氣づきプレゼンターみきっぺのブログ♪

問題探しをやめることから始めよう

最近はずっと

言霊学による古事記読み解きの

記事をせっせと書いておりますが

今回は読み解きではなくて

どうしてこんな世の中なのかを

今の五十音図が示しているのだという

内容を書いてみようかと思います。

 

ここまで

言霊学による古事記読み解きシリーズに

お付き合いくださっている方なら

ご理解いただきやすいのではないかと

思います。

 

現在の五十音図はこうですね。

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これは天津金木音図といいます。

赤く塗りつぶしているところを

ご確認ください。

 

ウは縦の並びの真ん中にあります。

これは言霊ウが中心となる

音図であることを示しています。

 

言霊ウと言えば原初の意識で

すべてはここから始まったわけです。

この自覚は何だ?というところから

アとワという主客の意識が生まれ

どんどんといろんな意識と機能が

発生しては分けられていきます。

 

ウは「より自分」というものを

強く感じるために五官感覚を司り

そのために必要な物や金銭などと

太いつながりを持ちます。

エゴに直結する意識です。

 

これが中心となっているということは

皆がエゴ中心の思考や行動に

なりがちだということを示しています。

 

また横の並びをご覧ください。

父韻で並べると

KSTNHMYRの順で

主客のアとワを繋いでいます。

 

父韻はそれぞれに

創造するための知性を受け持ちます。

 

Kは掻き集める力動

Sは鎮める・浸透させる力動

Tは弾みや勢いをつける力動

Nは煮詰める力動

Hは表面化・拡げる・広める力動

Mは一応の決着・物事と結びつける力動

Yは維持・繁栄させる力動

Rは展開・進化させる力動

 

…とこのように

何かを創造するために必要な働きを

それぞれが受け持っており

それが母音である意識次元に

かかって子音を作るわけです。

 

ちなみに母音の意識次元はこうです。

 

アは感情的欲求

ウは体感覚的欲求

エは道徳的・政治的欲求

オは学問的・経験知的欲求

イは創造意志

 

私たちが何かしらの行動をする時は

アオウエのいずれかの

意識次元をベースにして行います。

 

イに関しては

創造するための意志であり

この創造意志が他の母音の下支えとなり

また八父韻を働かせて

現象である客体につないでいきます。

 

この天津金木音図の八父音の並びから

私たちは何かを創造するときに

この流れに知らず知らず

則ってしまっているということになります。

 

つまり

何かを創造しようと思ったら

まずは掻き集めるのです。

何を掻き集めるのかというと

それは目に見えない氣です。

 

何かを始めるために

掻き集める氣と言えば

単純に自信ややる氣ではないでしょうか。

 

何かやりたいなとか

やった方がいいなと思うことがあっても

自信が無かったり

やる氣がなかなか起きなかったり

あなたには心当たりありませんか?

 

よっぽどの熱意がない限り

「ま、そのうちでいいか」で

流してしまっていることって

よくあることだと思うのです。

 

また現象に変化を起こそうと思うのは

何か問題が起きた時でもありますよね。

こうなると途端に

エネルギッシュになる人が多いのも

この音図が主である

現代の特徴かもしれません(笑)

 

父韻Sが働いて

この問題を鎮めるためには

また自分なりにどうすれば

納得できるかなど

どうしたらいいかと思案します。

 

次に父韻Tで

問題の原因や責任のありかを

探るなどの行動を開始します。

 

父韻Nでは

無駄を省きより良くするための

検討がなされて

父韻Hで発表・公表で広められ

父韻Mで一応の決着を見ます。

父韻Yでしばらく維持されますが

最後の最後に

父韻Rで事態は展開し

新たなる問題が起こってきます。

こっちを引っ込めれば

あっちが出っ張るみたいな感じですね(笑)

 

戦後の日本は特に

日本人らしさをすっかり忘れてしまい

もはや末期状態とも言えます。

問題提起をすることが

大人の常識と勘違いしてしまっている人の

何と多いことでしょうか。

かく言う私も以前はそうでした。

ダメなところばかりを探しては

指摘していました。

 

しかし言霊学が

だんだんわかるようになってきたら

元の言霊の原理に一人一人が

立ち返ればそれでいいのだと

わかるようになってきました。

 

そのために蘇るべき音図を

ご紹介させていただきます。

それは以前にも掲載した

天津太祝詞音図です。

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母音の中心がエになっていて

道徳的・政治的な意識次元が

中心の音図であることがわかります。

 

横の並びはどうでしょうか。

順番に見てみましょう。

 

まずは

父韻Tでとにかく勢いをつけて

四の五の言わずに始めます。

思い立ったら即行動ですね。

 

そして初めてから

父韻Kの力動で

自信ややる氣などの見えない

エネルギーを掻き集めます。

始めてしまえば意外と

自然に集まってきたりもします。

 

そして父韻Mで

必要な物やお金や人脈と結びつき

父韻Hでこれまでの活動を

表面化させて広めます。

父韻Rで新しい展開を見て

父韻Nでさらに煮詰め

父韻Yで維持・繁栄を目指し

父韻Sで浸透させ鎮めます。

 

父韻Tは始める力動

そして最後の

父韻Sは終わらせる力動です。

誕生して死ぬ。

私たちの魂もその役目を

きちんと果たしたら

人生を終わらせるわけです。

 

きちんと終わらせるから

新しい何かを始められるのに

現代の創造知性の並びでは

新たな問題が起きて

最終的な現象につないでいるので

どこまで行っても

問題が噴出してきて

一向に平和な世の中になりません。

 

現象はこれまでの私たちの在り方の

単なる結果に過ぎません。

だからそれはそれで

一旦納得して終わらせる。

 

そしてそれから

より良い人生にするためには?

より良い世界にするには?と

氣持ちを新たにしていくのです。

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一旦終わらせるのは

これまでの在り方。

 

過去の経験を

宝とするもトラウマとするも

今の自分次第。

 

常に今の自分を

最善の精神状態に整えることを決める。

すると

どんな現象が展開してくるでしょうか?

 

起きてきたことはただの結果。

結果に基づいた思考や行動はもう終わり。

限りなく幸せな人生

限りなく平和な世の中って

どんな状態でしょうか?

自分から始めてみましょう。

 

私が見ている世界の中心は私。

あなたが見ている世界の中心はあなた。

要するに私たち一人一人が皆

天之御中主であるということ。

 

自分の世界の創造主として

創造意志を持って(イ)

自分の氣持ちに正直に(ア)

人の為世の為=自分の為(エ)

経験や知識を活かし(オ)

生きている喜びを体感する(ウ)

この五つの氣を立てて(斎立いつきたてて)

生きることを今ここで誓いましょう。

 

今回も最後までお読みいただき

ありがとうございました(^▽^)♡