人生に行き詰ったら読むblog♪

氣づきプレゼンターみきっぺのブログ♪

今ここがすべてを創り、そして変える

私たち人間は時間の経過という

流れの中に生きています。

 

過去があって

現在があって

その先に未来がある。

多くの方はこういう流れで

時間というものが過ぎていると

お考えなのではないかと思います。

 

しかし実は

この時間というものに

囚われて生きているのは

私たち人間だけだとしたら

どう思いますか?

 

バカバカしい話だと

思われるかもしれませんが

ここは堪えてもう少し

読み進めてみていただきたいと思います。

 

私の経験の中に

こんなことがありました。

 

子どもの頃に

きょうだいと共に見ていたはずの

ドリフのあるコントが

何十年と経って

懐かしい話題として

きょうだいに話したところ

記憶に無いというのです。

ネットで探しても見当たりません。

 

私の中には強烈にある記憶なのに

共感してくれる人がいないのです。

これはどういうことでしょう。

こうなると私が過去だと

認識している事実を

証明するものが無いので

その過去は無かったものと考えられますね。

 

また有名どころでは

マンデラ効果というものがあります。

 

南アフリカの指導者である

ネルソン・マンデラが

当時存命であったにもかかわらず

1980年代には亡くなっていたと

記憶している人がたくさんいたというもの。

 

日本では小林亜星さんで

同じような現象がありました。

ちなみに私と私の母も

10年位前に

とっくに亡くなっているものと

思い込んでいた側ですが

実際に亡くなられたのは去年の5月。

 

不思議な現象ですよね。

 

ここで私が言いたいのは

過去というものは

それを立証してくれる何かが無ければ

簡単に覆るものだということであり

いかにあやふやなものかということ。

 

これを知ったときに

過去に囚われて生きることが

どれだけバカらしいことかと思いました。

 

たとえば

過去に大失敗した経験を持つと

二度と同じ挑戦が

できなくなったりということが

よくありますよね。

 

俗に言うトラウマってやつです。

しかしこのトラウマは

簡単に覆すことができるのですよ。

 

どのようにするのかは

ちょっと置いておいて。

 

話を未来に移します。

この記事の冒頭に書きましたが

過去があって

現在があり

その先に未来があると

たいていの人は解釈しています。

 

過去の状態の延長に現在があり

現在の延長に未来があるとすると

あなたの未来はどのようなものが

想像されますか?

 

おそらくこの流れで考えてしまうと

だいたいの人は

そう変わらない状態を予測し

そう変わらない未来を

生きることとなります。

 

たとえば

あなたの未来が

今の月収の10倍になっているだろうと

予測することができますか?

恐らく多くの人は

そんなの無理と思われることでしょう。

現状からあまりにも

かけ離れている未来というものは

なかなか想像しにくいものなんですよね。

たとえ想像できたとしても

「そんなの無理」という

制限的な思考が打ち消してしまったりします。

 

このように

過去・現在の延長として

未来を考えると

どうしても制限がかかってしまうものなのです。

 

過去に囚われて生きると

現実にも制限がかかり

その先にある未来の可能性にまで

制限をかけてしまうことになるのです。

 

「だけど人生そんなもんでしょ」と

思い込んで生きていると

正直もったいない人生になってしまいます。

 

思い込みこそが

現実を作るからです。

 

たとえば私の父の話です。

父はある親戚のおじさんに

とても良く似ていたらしいのですが

そのおじさんがガンで亡くなると

自分もそうなるに違いないと

母に言っていたらしいのです。

現実に父はガンになって亡くなりました。

 

不思議な話に思われるかもしれませんし

そんなのただの偶然だと思われるかもしれません。

しかしこれを受け入れると現実が変わってくるのです。

 

話を元に戻します。

 

過去というものは

実に不確実なものであり

未来というものには

制限が無いということ。

 

過去を変え

未来を作るのは

確実に実感できる

「今ここ」だけということになります。

 

どんな失敗体験も

今ここが幸せであれば

それはトラウマでも何でもなく

むしろあんな経験があったからこそ

…という宝物となり

キラキラ輝く光となります。

 

過去にエネルギーを与えると

それが現実に影響してきますが

現実にエネルギーを注げば

過去は簡単に闇から光に変わるのです。

 

父親に虐待されて育った兄弟が

弟はそれをトラウマとして生きたため

父と同様にわが子に虐待するような親になり

一方で兄はそれを活かしたために

虐待を受ける子供たちを守る側の

仕事に就いたというエピソードを

聞いたことがあります。

 

過去を闇とするか

光とするかは

その人次第であり

今ここをどう生きているか…

ということになるわけですね。

 

ですからこれは

未来にも応用が利くのです。

今がどんなにつらくても

この先の未来もつらいものとは

限らないということです。

 

過去を変え

未来の可能性を開くのは

今ここの在り方しかないのです。

 

私たちが実感し

確実にあると証明できるのは

今ここだけですね。

今ここを「中今(なかいま)」とも言います。

 

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後でも先でもない真ん中。

上でも下でもない真ん中。

右でも左でもない真ん中。

プラスでもマイナスでもない真ん中。

 

この真ん中がゼロポイントとなります。

どちらにも転じる可能性を秘めた

実にエネルギッシュなポイントなのです。

 

ゴルフでもテニスでも野球でも

打球を大きく飛ばそうと思ったら

振り抜くことが求められます。

ボールを打った後も振り抜くのです。

当てたところで振りを止めれば

飛びもそれに比例します。

 

ゼロポイントつまり今ここに

どれだけエネルギーを注げるかが

とても大事になるということが

お分かりいただけるでしょうか。

 

過去に囚われたり

未来に不安を抱くのではなく

中今である今ここに集中して

生きられるようになれば

人生は大きく好転していきます。

 

古事記には

天地の初発(あめつちのはじめ)という

節があります。

 

これは宇宙の始まりを表します。

何も無いところから

ある時突然

「有」である意識が生まれます。

ビッグバンってやつですね。

 

あなたが自覚しているその意識も

氣がついたらそこにあったわけです。

これがどういうことなのかに

ほんの数分思いを巡らせてみてはいかがでしょうか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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