以前にも記事にしたことがあるのですが、
やっぱり、親のお節介って子供の成長を妨げるなと思います。
このお話の中で、出てきます。
親って勘違いしがちなんですよね。
「何でもかんでも親がやってやらないと!」
「子供は親が守らないと!」
子供を守るのは、
確かに親の務めです。
しかし、守るは何もやらせないってことじゃない。
苦労をさせないってことじゃない。
我が子が苦労するところは、
やっぱり私だって見たくはありません。
いつも笑って、安心していてほしいと思います。
でも、我が子だって、
この世に己を磨きに生まれてきた立派な魂なんです。
そう決めてきた子なんです。
それを親が余計なことをして、
足を引っ張るのは本末転倒なわけで。
「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」
「かわいい子には旅をさせろ」
こっちが親の本当の務め。
子供に限らず、
人は困ったときにはちゃんと考えるし、
学ぶんです。
それをその機会を奪うようなことをしちゃいけないし、
困っていない時にいくら言って聞かせたって、
右から左に抜けていくだけ。
だって今はまだ必要としていないから。
放っておけといっているわけではありません。
ちゃんと見守ってあげる。
そして、ここぞというときに助言する。
そういう親でありたいなと私は思います。
余談ですが、
私の勤務先のスーパーでバイトしている学生たち。
たまに風邪で休んだり、
学校の都合で遅れたりするときに、
自分で連絡せずに、
親が電話をかけてくる場合があります。
結構、今では当たり前なのでしょうか?
私たちは、
「そんなことをいちいち親に頼んだことなかったなぁ」
って話になります。
学校を休む場合はわかるけど、
自分が働いているところを欠勤するのに、
親には連絡できるのにどうして自分で直接連絡できないんだ?
私なら「そんなの自分で言いなさい」って言うなぁ…と思っています。
子供に苦労させないのはある意味で虐待です。
何にもできない子になってしまわないように。
わざわざ谷に落とすことまでしなくても、
転ばせてやるのも親の務めかなって思います。