人生に行き詰ったら読むblog♪

氣づきプレゼンターみきっぺのブログ♪

言霊学「宇摩志阿斯訶備比古遅の神」「天の常立の神」とは~アセンションしたい人向け~

前回までで古事記に登場する

百神のうち三柱の神について

言霊学的な見解を解説してきました。

 

神とは誰かや何かではなく

意識でありその働きだということが

何となくでも伝わったでしょうか?

 

それではさっそく

今回も先に進めてまいりましょう。

 

古事記は次のように進みます。

 

次に国稚くにわか

浮かべる脂の如くして

水母くらげなす漂へる時に

葦牙あしかびのごと萌えがる物にりて

成りませる神の名は

宇摩志阿斯訶備比古遅うましあしかびひこぢの神

次にあめ常立とこたちの神

この二柱の神もみな

独神ひとりがみに成りまして

みみを隠したまひき

 

国とは

「区切ること」

「組んで似せる」ことを指します。

 

何故かわからないけど

ふと現れた言霊ウという意識。

これをよく知ろうと分析するために

分けたのが主体である言霊アと

客体である言霊ワです。

 

主体と客体に区切って

アという名前と

ワという名前をそれぞれにつけました。

 

アイウエオは

言うまでもなく母音であり

すべての日本語の音は

この母音に繋がっています。

 

言霊アというのは吾であり

自分自身を感じている意識です。

実際に私たちは自分自身を自覚し

何かを感じた時に

「ああ」と言いますよね。

 

そしてワヰウヱヲはというと

こちらは半母音と言われます。

 

発音は本来

母音の上にウ(W)がついている音。

現在はワ以外はイウエオと

同じ音で発音されていますが

昔は違ったようです。

ワ・ウィ・ウ・ウェ・ウォ。

ヰスキーでウィスキーと読むのも

私はこれで納得できました(^▽^;)

 

この母音と半母音。

母という字がついていますね。

まさしく日本語の音の母体であります。

 

地球もよく母に例えられますが

みなこの地球の大地の上で

繋がっているからであり

母音以外の音はみな

母音に繋がっているからだと

捉えることができますね。

 

話を元に戻しますと

生まれた意識それぞれを

ウ・ア・ワと区切って

それがどういうものかを

それぞれの神名や音で

分けたことを「国」という言葉で

例えているのです。

 

私たちは何かを見つけたり

何かを作り出したりすると

名前を付けます。

 

そしてその名前というのは

それを聞けば

その対象がどういうものかが

だいたいわかるように

ついていますよね。

「名は体を表す」という

ことわざもあるくらいですから。

 

言霊の原理というものが

すっかり抜け落ちてしまった

現代の日本人には

どうしてその名がついたのか

わからないものもたくさんありますが

音一つ一つに意味があることを知れば

そのものの本質を

その名前だけで知ることが

本来はできるのです。

 

ウがアとワに分かれた。

そしてそれを区切るということが

始まったばかりであるから

わかく」と表現されています。

 

生まれたばかりで

まだ話せない赤ちゃんは

母音と半母音の音をまず発声します。

この原理になぞっているかのようですね。

 

「浮かべる脂の如くして」は

水に浮かんでいる油のように

そこにあるのはわかるけれど

つかみどころのない状態を表しています。

 

水母くらげなす漂へる時」にの

くらげは暗氣の意であって

目には見えない暗黒世界の中で

何がどうだかよくわからずに

漂っているような状態を指します。

 

葦牙あしかびとはイネ科の葦の

若芽もしくは若い葦のことであって

「萌えがる物にりて」は

とどまること無くどこまでも

伸び広がっていく様子を表しています。

 

まとめると

何かの拍子に生まれた意識を

これは何かと知るために

主体と客体に分けて

それぞれに名前を付けて分類し

整理する作業が始まったものの

それはまだ始まったばかりで

何をどうすればいいか

よくわからない状態。

そんな中で

確かにすごい勢いで

表れようとしている何か…

といった感じになるかと思います。

 

最初に生まれた言霊ウの意識を

研究し理解するために必要な

あらゆる意識と働きが

ここからどんどん

始まっていくことになります。

 

まだ混沌としている中で

出てこようとしているその何かが

言霊ヲの「宇摩志阿斯訶備比古遅うましあしかびひこぢの神」と

言霊オの「あめ常立とこたちの神」です。

 

ウマシというのは

「神的でスゴイ!」という意味の形容詞で

アシカビはそのまま葦の芽。

ヒコヂというのは男の意味。

オトコとは音の子であって

つまり言葉を指しています。

 

ウマシアシカビヒコヂとは

その名で神的な凄さと

葦の芽のような勢いで

次から次へと芽吹いてくる言葉を

表しているということになります。

 

ウマシアシカビヒコヂの言霊はヲ。

半母音であるので

客体…つまり何かしらの結果です。

言葉とは

何かしらの思いの結果に

生まれてくる現象ですもんね。

 

ではこの言葉につながる思いとは

一体どこから出てくるのでしょう。

それって記憶だと思いませんか?

 

何かを見聞きした時に

人は自分の中にある

過去の記憶に関連付けて

物事を判断します。

 

この記憶というのは決して

個人的なものに限りません。

 

「何故かわからないけどそう思う」

ということが時々ありませんか?

 

前記事にも書きましたが

私たちというのは

一つの意識から派生しているため

個人的な経験に基づかないものでも

無意識にアクセスしてしまうことがあるのです。

 

自分の意思とは関係なく

口走ってしまうこととか

何故かわからないけど

涙が流れる…などということは

こういう仕組みがあるからだと

言えるでしょう。

 

この記憶庫とも言えるところが

言霊ヲであり

アカシックレコードとも

呼ばれるところにあたると思います。

記憶として残す

もしくは伝えるとしたら

言葉を使うのが最適ですね。

 

その記憶庫に

必要な情報を意識的に

収納したり引き出したりして

使っていこうとする意識が

言霊オで表される

アメノトコタチノカミです。

 

は私たちが住む地球を含む

大宇宙のことであり

それをに変わることなく

させ続けようとする意識のこと。

 

経験・体験という記憶を基に

世の中を良くしていこうとするのは

まさに学問や科学に繋がるところです。

つまり言霊オというのは

経験に基づく知識であり

それをさらに発展させようとする学問。

言霊ヲはその結果として

得られた情報であり

次につなぐための素材を

管轄する機能ということになります。

f:id:charlotte102:20220130170301p:plain



 

これらの神(意識)も

先の三柱の神々と同様に

子音と絡まない

母音半母音であって

それだけで発声できる

音であるために

独神ひとりがみと表現されています。

 

そしてこれはまだ

目に見えてこないところにあって

機能している部分なので

みみを隠したまひきと

表現されています。

 

今回は以上になりますが

いかがだったでしょうか?

何かわからない点や

自分はこう思う!などあれば

どんなに小さなことでも

コメント欄やTwitterのDM

またお問合せフォームから

ぜひご連絡ください。

一緒に学んでいきましょう。

 

今回も最後までお読みいただき

ありがとうございました(^▽^)♡

 

みきっぺが読んだこの記事に関連する本

 

 

 

御霊の法則

御霊の法則

Amazon