さて、13歳で偏頭痛を発症した息子ですが、
最初は部活から泣きながら帰って来て、
倒れこむように居間に入ってきました。
そして、そのまま、
過呼吸のようになり
あまりに急なことに驚いた私は、
あわてて救急車を呼びました。
とても暑い日だったので
熱中症なのかもと思ったのです。
救急車が来るまでは
意識があったのですが、
乗り込んでから病院に着くまでの間に
一度、意識が落ちました。
救急隊員の人が
「〇〇君、〇〇君…」と声をかけるのを
とても不安な気持ちで聞いていました。
病院に着くと、すぐに意識は戻りました。
先生の診断は
「軽い熱中症かな?」くらいのもんでした。
しかし、その後もずっと頭痛を訴えてくる息子。
とりあえず、1泊して様子を見ることになり、
病室に移ったとたん、嘔吐。
検査をすることになりました。
結果、私が子供のころに受けたのと同じで
体質から来る偏頭痛でしょうと。
脳に異常があったわけではなく安心しましたが、
息子は出産して体質が変わることはない訳で(-_-;)
やはり、痛みが出たら薬を飲むしかないような感じでした。
息子と私の偏頭痛の大きな違いはその頻度でした。
私はだいたい月1くらいだったのが、
息子はひどければ連日。
そうでなくても2~3日に1度くらいのペースで起きるのです。
そのたびに薬を飲む息子が心配になり、
(ちなみに私は薬が嫌いで飲まずに眠って治す派だったので)
いろいろ調べました。
ただ、その頃は「偏頭痛 対処法」などという検索ワード。
なかなかいいものには巡り会えませんでした。
そして、去年の夏、
私が潜在意識に興味を持ち始め、
いろんな本を読んでいくうちに
病気とは心の持ち方によって
さまざまに起きるものだということを知り、
今度は検索ワードを「偏頭痛 スピリチュアル」と変えてみました。
そうやって調べた中に
偏頭痛をスピリチュアルな側面からみた意味を知りました。
考えすぎて頭にエネルギーが溜まってしまっている状態
過度の緊張
他人からの過剰な期待
過度の野心、完全主義
頭が硬くて融通が利かない
心配しすぎる
あまりにも合理的に考えすぎて感情を使っていない
頭を酷使している
人生の流れに逆らっている
理想と現実、本音と建前の葛藤
きもちに余裕がない
自分を押さえ込んでいる
~ルーナ ヒーリングセラピーのブログより抜粋~
という解釈に出会いました。
そして、うちの息子には特に太字の部分が
あてはまるような気がして、
中2になった息子に伝えました。
自分の信念を持っていることは
素晴らしいと思うけど
もっと柔軟な考え方をすることで
もしかしたらその偏頭痛もやわらぐかもよと。
息子は曲がったことが大嫌いな性格で
俗に言うヤンキーが許せないくらい嫌いなんです。
何でそんなに嫌いなのか
自分でもよくわからないようですが、
あんな奴らはあり得ない的なお固い考えの持ち主でした。
基本は今もそんなに変わってないのかもしれませんが、
「ヤンキーにはヤンキーになってしまうような
いたたまれない状況があったのかもしれないよ。
だから勝手な自分の見る角度で人を判断しない方がいいと思うよ」
……と、これはまた別な時に息子に話したことですが。
とりあえずこの頃から、
息子が偏頭痛に苦しむところを見ていません。
「偶然でしょう」とか、
「もしかしたら、発症した時のような猛暑の頃になったら起きるかも」
…とか言う声が聞こえてきそうですが、
今は起きていないのが現実です。
これは偏頭痛にだけ言えることではありません。
もしこのスピリチュアルな解釈を
素直に受け入れることができたら、
世に医療機関は必要じゃなくなるかもしれませんね。
極論ですが(^_^;)