近しい人ほど心配したりされたりするものですが、
この心配って実は単なる迷惑行為だということをご存知でしょうか。
心配という言葉の意味を調べると、
思いわずらうこと。気がかり。
物事の先行きを気にして、心を悩ますこと。
…などとあります。
この内容にポジティブなイメージを持つ人はまずいないでしょう。
私には現在高校1年生と中学3年生の息子がいます。
長男は自分から進んで勉強をするので、
高校受験もスムーズでした。
この長男とは相反して、次男はまったく勉強しません(;^ω^)でした。
私はほんの2年位前までこの次男の成績の悪さや、
宿題などのやらなければいけないものをやらないというだらしなさに、
しょっちゅう腹を立ててはすごい剣幕で怒鳴りつけていました。
当時の私はまさに次男を心配していたのです。
行く高校が無かったらどうするんだ?
こんなにだらしない子が大人になったら、
いったいどうなるんだろう?
何回言っても部屋を片付けない!!
私が怒鳴りつけると、
次男は何も言えなくなります。
ただ嵐が過ぎるのを待っているかのようでした。
それがまた腹立たしくて、
頭をパシンとやったこともあります。
叩くと私の手も痛い。
怒鳴っていると私の心も痛い。
次男は叩かれた頭が痛い。
怒鳴られている次男も心が痛い。
そうして、そばで様子を見ている長男も心を痛めていたと思います。
当時の私は、まさに心配するという思考から、
知らず知らずのうちに息子たち(特に次男)に暗示をかけていました。
「なんで勉強(宿題)をちゃんとやらないの?」
「なんでゲームばっかりやってるの?」
こんな言葉を使ってその言葉通りの人間にしていたのです。
これには潜在意識の働きがあります。
言葉の力とは本当にものすごく強力で、
私がしょっちゅう彼らにぶつけていた言葉は、
私の潜在意識に入り、
そういう言葉をいつも言っているのが好きなんだなと判断され、
その通りの現実を作り出していたのです。
一方、言われている側も自分はそういう人間なんだという暗示にかかり、
その言葉通りの人間になろうとするのです。
そんなとき、私は斎藤一人さんの話をユーチューブで聞きました。
勉強しない子は、
勉強しなくてもいいような仕事に就くとかして、
ちゃんと人生を歩んでいくんだよ。
必要ないからやらないの。
だから親はただ、
その子を信じてやればいいんだよ。
…というような言葉を聞いて成程!!と思いました。
※成程って成長過程の略なんですよ。
実は子供は親を選んで生まれてきます。
ちなみに親のほうが子供を選べません(;^ω^)
我々は生まれてくるときに、
魂のテーマを持って生まれてきます。
あの親のもと、
あの時代、あの場所に生まれ、
こんな容姿で…なんてことを自分でしっかり決めてくるんですね。
修行としては弱いものになるので、
生まれた瞬間にそれを忘れて、
自分で設定したものに苦しめられるということもあります。
ただ、その人に乗り越えられない試練というのは絶対にありません。
ってことはですよ。
たとえばうちの次男が、
どれだけ勉強しなくても、
どれだけだらしなくしていても、
本人がその結果に、
苦しむことになったとしても、
それはその経験が、
必要だからなんだということです。
だから親は、産んだ以上は死なせないこと、
ただただ信じて愛してあげれば、
それで十分なんだ( ´・ㅂ・)ソッカ
ということに気づくことができ、
それ以降の私は息子たちを闇雲に
怒鳴るということをしなくなりました。
自分がやりたいようにすればいいよ。
どうなってもお母さんは嫌いになったりしないよ。こんな感じ(^▽^)
それから2年位が経ちましたが、
ここにきて、次男に大きな変化が現れました。
あれだけ汚かった机周りを自分の意思できれいにし、
勉強も長時間では無いものの、
自らやるようになったのです。
☝これは本当につい最近のことだったのですが、
怒鳴らなくなってからというもの、
次男の良いところが目立ってくるようになりました。
親ばかではありますが、
とにかく面白いんですね。
人前に立つことも物怖じすることなくできますし。
友達も多い。
これほど親として安心なことはありません。
こうして、心配することをやめて、
ただ信じるということをしただけで、
息子はとても私を安心させてくれる子になってきました。
心配という行為は、
愛だと勘違いされがちですが、
全く違って、
それは相手を信じないという
単なる迷惑行為のひとつです。
言葉が過激で申し訳ありません(;´Д`A ```
「心配じゃなかったらなんも言わないよ!」
「親だから心配で言うんだよ!」
これは本当に大間違い。
あなたが本当にその子を愛しているのなら、
信じているのなら、
あなたの「心配」というそのネガティブな波動で、
あなたのかわいい子供に悪い暗示をかけるのはやめましょう。
そうは言っても、
親とはありがたいもの。
私たちはすべて誰かの子です。
子を愛せない親も存在するようですが、
この世に無事に誕生させてくれたことに、
感謝できる人でありましょう(❁´ω`❁)
あなたの誕生日は、
あなたのお母さんが命懸けで、
あなたをこの世に迎え入れてくれた日ですからね(*´︶`*)♡
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。