勤務先のスーパーのサービスカウンターの中での会話。
主な登場人物:みきっぺ(43)ヒトミン(42)
オーディエンスの若い衆:まゆ(23)るなちゃん(バイト/18)
バレンタイン売り場の飾りを製作しておったとです。
去年は、ハート形の風船をたくさん作って天井から
ぶら下げたのですが、
だんだんしぼんでいく風船たちを見て
「この店でチョコ買ったらあかん」的な
イメージがつく気がして
今年はいろんな大きさのハート形のクッションを
サービスカウンターのメンバーで作りました。
ちなみにみきっぺ、そこそこ手芸はやれます。
作成中の上記4人の会話です。
みきっぺ:私さ、中学校の時に家庭科でキットを使って
ワンピースを作成するってのがあったんだけど
ぜんぜんミシンが使えなくて
仕上がりがガチャガチャで
袖を通せばいいのかわからないくらいの
ひどいものしかできなかったっさ。
ってかね、昔のミシンはホントに難しかったんだよ。
今のタイプなら私でもちゃんと作れたわ。
ヒトミン:昔の学校にあったのって、足踏みのやつだよね?
聴衆とみきっぺ:え?
みきっぺ:足で踏むってあれ(フットスイッチのこと)ね?
ヒトミン:ん~、じゃなくて本当の足踏みミシン。
みきっぺ:えぇ~?! そんなんだったけ?
うちにはあったけど、学校で使った気はしないなぁ。
聴 衆:(相当なポカン顔)
みきっぺ:(聴衆に向かって)昔ね、フットスイッチじゃなくて、
本当にこんなデカイ板みたいなのを
(手で再現しながら)こんな風に波打つ感じで踏むミシンがあったのさ。
聴 衆:へぇ~?!
みきっぺ:(ヒトミンに向かって)ってか、うちら…だいぶ生きてきたね。
ヒトミン:え? まだまだ生きるよ。
ホント親子ほど年の離れた若いのと話すたびに
己の歴史を感じざるを得ません。
…なのに中味は全然伴ってないような気がして(^_^;)
懐かしいと思うものの古さにビックリしました。
ちなみに足踏みミシンを使って
昔々、靴屋さんで働いていたことで
ミシンが使える父が
小学校で使う私の給食袋を作ってくれたのを
思い出しました。
◆アンティーク 1920s SINGER(足踏みミシン)【中古】 価格:68,000円 |